1984年にアニメ映画化(全国の東映洋画系の劇場で同年3月11日より公開)されました、そして数々の映画賞を受賞。
アニメーション作家としての宮崎駿の知名度を大きく引き上げた作品となった。今までののアニメ映画の枠を越える
素晴らしい作品として世にでされたのである。
ときおり混同されるが、アニメ版のナウシカは「スタジオ ジブリ」作品ではないらしいです。(*_*;
「風の谷のナウシカ」は91万人の観客を動員し、当時のアニメーション作品としては飛び抜けた7億円以上の
配給収入を得て成功を収めた。そうなると、徳間書店サイドも宮崎監督作品第二弾に許可が出て、
継続的に安定して制作する母体が必要となり、「スタジオジブリ」へと改組されていった。
ナウシカは、米国でも公開されていました。低予算映画で知られるロジャー・コーマンが創立した
『風の戦士(Warriors of the Wind)』の題名でニューヨークのみで短期間上映され、同年にビデオ作品としても発売された。
116分から95分に短縮されたのみならず、米国の好みに合わせて編集、その結果単なるアクションものへと改変された。
その事実を知った宮崎 駿は、無断で短縮されたことを激怒、<`ヘ´>。その後ディズニーがビデオ配給の権利を得てからは、
海外でも日本版と同じ状態で配給されているようになったという。
後はみなさんも御存知の通りですね、
「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」などと、世にだす映画は全てヒット!
90年代後半の「もののけ姫」で動員記録を達成した。さらに2001年の「千と千尋の神隠し」では
自分でその記録を塗り替えるという快挙をなしとげ米アカデミー賞では長編アニメ映画賞受賞を受賞、
かねてより高かった海外での評価も確固たるものとし、アニメ界はおろか、
日本映画界のスーパースターとなっていく・・・。
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